今から去る事45年前に大学の建築科を卒業して建築の道を勉強したくて建築学科を選びました。私の育った時代は建築業界が花形の分野の時代でした。私が小学生の昭和40年代において東京オリンピックが開催されたのは小学校6年の時です。代々木の国立代々木競技場の設計者 丹下健三は憧れの建築家でした。時代の流れは高度成長時代です。
建設業界は日本の主要産業のひとつであり、国民の生命・財産を守り、また安心して快適に暮らすための業種である一方、その重要な役割を担うために国や都道府県からの多くの要件をクリアすることが求められます。時代の寵児といわれるような世の中の位置を占める確固たる地位の業界でした。日本のGNPの大半を占める国家事業の屋台骨として土木と建設は共にその地位にあります。今でもその事業母体の骨格は今でも変わりません。大学時代には自宅近くにあった将来従兄になる大学の先輩の設計事務所で見よう見まねで図面を書いたり役所に書類を提出したりと学生時代から建築に関わっていました。現場で大工さんに小屋組の仕組みを実際の木造の小屋組で学んだり懐かしい思い出です。大学を卒業と同時に二級建築士を取得しました。次の年に宅建士引き続き2回目の挑戦で一級建築士を取得しました。
建築業界に於いては十数年の管理職を含み設計監理営業を研究職以外の分野において業務を歩んでまいりました。好きで選んだ道です。大変な時期もありましたが辞めようと思ったことは一度も有りません。あっと言う間の月日の流れでした。
なんで行政書士開業の流れなの?いつ資格を取得したの?当然な質問だと思います。実に偶然の出来事です。大学の3年の「経済」の授業で当時の経済学の教師が言った一言が始まりです。
先生曰く「最近出来た注目の資格に行政書士という資格が有ります。最近の資格だからそれほど難易度はありません。しかし将来必ず役立つ資格だからもし資格を取得して合格証書を提出したら今後の経済の授業は受けなくても「優」を授与します。意欲の有るものは挑戦してほしい」と話されました。試験まで6カ月位しかなかったと思います。行政法他関連法規と一般教養の他作文が課題として有った記憶が有ります。当時建設業界で話題の某メーカーの今でいうオーダーのシステム「オーダーエントリーシステムス」の内容を記述しました。試験問題は当時発売されていた問題集が大部分出題された幸運もあり見事大学3年の時合格いたしました。20代前半の年です。言わずもがな授業は出席せず「優」 の成績でした。
これまでの建設業界での恩返しの意味を含めて行政書士で貢献したいと思っております。どういうことか?と具体的に申し上げると建設業界は大きく分けて特定建設業許可と一般建設業許可に分かれます。
社会的な信用度 銀行からの融資 社会的な地位の向上等 建設業登録は建設業界の数パーセントの特定建設業者以外の他の一般建設業者で占められています。諸々の条件等を加味しても中々建設業登録には高いハードルが有り取りたくても取れない企業が多くあると思います。
力になりたい。社会的な信用を獲得して建設業に従事したいと思う業者は多々あると思われます。そんな建設業界の世界に踏み込んで喜びを一緒に分かち合える仲間を作りたいと思っております。数々の条件を満たし沢山の書類決算書等を税理士・社労士の先生方と協力して集め整理して役所に提出して申請許可の流れを作っていきたいと思っております。
建設業界は昔ながらの古い体質はだいぶ昔と変わってきました。一つのものを作品として作り上げる喜びは何物にもない得難いものだと思っております。共に明日の日本を背負う仕事を歩んでいこうでは在りませんか。
申請を中々取れず悩んでいる方気軽に相談に乗りますので声をかけて下さい。明るい笑顔を分かち合いませんか?きっと未来は開けてくると思いますよ。
千葉県行政書士会 東葛支部 犬童秀元 行政書士事務所 登録番号 第 23101663号
「保有資格」
行政書士
一級建築士
宅地建物取引士
関連
上にスクロール