一級建築士が解説③ 施工体系図と施工体制台帳
現場の監理技術者をしていると、必ず作成・掲示しなければならない書類があります。それが施工体系図と施工体制台帳です。
建設業界は発注者の下に元請があり、一次・二次と続く複層の下請構造が一般的です。
・施工体系図:今どの業者が現場に入っているかを一目でわかる組織図。現場掲示板に掲載し、労働基準監督署がまず確認する安全管理上必須の掲示です。
・施工体制台帳:体系図の中身をファイルに収めた書類。再下請負通知書・作業員名簿・基本契約書・注文書・注文請書・許可証の写しなどを順番に備え付けます。
現場常駐管理の重要な仕事の一つが、この台帳を現場事務所に常時備えることです。許可申請・専技・経管の実務経験証明ともつながる基礎知識として、覚えておくと安心です。
